電波時計は、ユーソニックにより誤動作しません。
電波時計は、福島県から発射される40KHz、佐賀県から発射される60KHzの電波(電磁波)を受信して時刻調整をしています。超音波撃退装置も、40KHzや60KHzを含んだ音波を出しています。しかし、電波時計は、電波(電気と磁気の波)を利用していますが、超音波は空気の圧力変化の波です。音を高くしても電波になりません。全く違う性質です。電波は、1秒間に地球を7周半(300,000km)進みますが、音波は、0.34kmしか進みません。音を高くして超音波になっても同じ速度であり、音の性質を超えることはできません。電波は、真空中でも伝達しますが、音波は、空気の振動のため空気が無いと伝達しません。超音波になっても伝達しません。超音波は、水中や金属の中では、伝達速度が早くなります。ここでは、空気中の一般的な条件(気圧や温度)で説明しています。