線路脇に設置することを目的としたシカ衝突防止装置を試作しました。
この装置は、1つの制御部から2つのスピーカを鳴らすことが特徴で、上り方面と下り方面に向けることによりコストダウンができます。写真では見えませんが、スピーカユニットが、技術的に優れています。超音波ビームを集中させる機能と、耐久性を改善する設計になっています。また、鹿に対する忌避効果が高い音域を効率良く出力するスピーカを採用しています。
ソーラー電源を採用しましたが、日照時間が課題になります。2015年に、曇りが続くと感じたので日照時間を調べると、極端に少なくなっていました。⇒ ★日照時間のデータ★
本装置は、平成23年度ぐんま新技術・新製品開発推進補助金(群馬県・高崎市)を受けて試作しました。本タイプの販売実績は、ありません。現在、上記装置を進化させた★「シカ踏切」★方式のユーソニックの検討をお願い致します。(2017年追記)