読売テレビ 【かんさい情報ネットten!】でシカ踏切の報道がありました。
放映日時 2017/12/01 17:17~
踏切が開くまでシカがお行儀良く待つ事でしょうか?・・
遮断器が弊社製品ユーソニックです。以降 シカ踏切の説明(略
その効果は?シカ踏切を設置した去年の5月から起きた事故はたったの1件! 事故が激減したのです。以上、放送の中より抜粋
補足:対策前の事故は青色表記、赤印が対策後の事故の1件です。2015年12月から小規模評価(※1)からスタートしました。そして半年後の2016年5月から区間全域に拡大しました。2016年の接触事故2件は、シカ踏切未設置領域で発生したため青色の表現になっています。
※1鹿に優しい鉄道事故対策の第1ステップ:小規模評価を参照してください。
青で示す事故件数推移は2015年まで毎年増加していました。これはシカの生息数の増加と思われます。ニホンジカは毎年18%の増加します(※1)。他の鉄道事業者の事故件数推移をみても、ニホンジカの増加率に近い上昇になっています。
※1環境省自然環境局が平成27年4月に発表した資料2012年中央値
「音による獣害対策は効果が無い」「音による獣害対策は慣れが発生する」という論文や講演があります。慣れに関する質問も多く寄せれれています。上図で示された事故推移グラフから、「音による対策効果あり」「慣れの発生は無し」と判断できます。
画像は読売テレビ 【かんさい情報ネットten!】で放映されたものを静止画に加工しました。