産官学の成功事例発表
産官学の成功事例を発表しました。最初の連携が、ものづくり実証支援事業でした。
今回、首都圏北部4大学(茨城大学、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学)と文部科学省、経済産業局、金融、そして企業が参集して、事例とパネルディスカッションを行いました。
「産」・「学」2つの連携だけでも難しいテーマです。「産」から「学」を求めて検索したことがありますが、時間ばかり消費してしまいます。広域連携となると、更に高いハードルです。そのため、大学との連携では、コーディネータの役割が重要性であることを、産学官連携の経過の中で発表してきました。
今回、金融機関がコーディネータとして活動している常陽銀行の取り組み事例もあり、新たな展開となっています。タイトルも「産」「学」「官」連携に金融の「金」が加わり、産学官金連携になっています。銀行が、コーディネータとなりことにより、金銭の流れの他に、有益な情報を流すことができます。例えば、販売先としての地元企業の紹介や、不足する製造設備を持つ企業紹介など、地元銀行が持つ情報やノウハウを活かす、素晴らしい事業化支援体制が構築できると思います。
発表内容
表紙.能勢電鉄の車両 ぐんま新技術・新製品開発 (平成22年度)
- 鉄道車両搭載タイプの鳥獣撃退装置
- 宇都宮大学との共同研究
1.モハラテクニカの紹介 ・・精密板金が得意な会社が、自社商品を考える。
2.鳥獣撃退装置の紹介・・超音波を利用した装置の説明
3.ユーソニック使用例(カラス)・・トヨタ自動車への設置例を紹介
4.平成21年度ものづくり実証支援事業
・・超音波を用いた鳥獣撃退装置の評価と効果のメカニズム
宇都宮大学との共同研究
5.実証支援事業のまとめ ・・ コーディネータの重要性
6.ユーソニック使用例(鹿) ・・導入の広がりの説明
7.平成22年度ぐんま新技術・新製品開発の事例
- 市場要求あるが中小企業にはハイリスク、補助金により
- 鉄道車両搭載タイプの鳥獣撃退装置へ移行
- 宇都宮大学との共同研究
8.効果:新聞報道
上毛新聞社、日刊工業新聞社、日経(全国版)、読売新聞(地方版)
9.開発経過
開発連鎖と商品化の説明
10.まとめ
モハラテクニカの発表資料は、下記をクリック
広域連携による事業化例 株式会社モハラテクニカ U-ソニック事業部 根岸弘行
弊社が、大学と連携した補助事業
① ものづくり実証支援事業は、平成21年度:全国中小企業団体中央会の補助事業
② ぐんま新技術・新製品開発は、平成22年 群馬県・北関東産官学研究会の補助事業
平成 21 年度 産学官連携事例講演会にも、モハラテクニカ社長が産官学の成功事例を発表しています。
発表内容は、宇都宮大学HPより ⇒ 超音波を用いた鳥獣撃退装置の評価と 効果のメカニズムの解明