NHK奈良放送局で紹介される
NHK奈良放送局「注目ニュース」に弊社製品ユーソニックを使用したシカ対策が放送されました。
放送日:2018年2月2日
今回の放送は、津市と奈良宇陀(榛原~室生口大野間)に設置した内容が新規項目です。宇陀への設置は、昨年(2017年3月)で、もうすぐ設置して1年になります。近畿鉄道八木信号区の坂本剛助役によれば「効果は絶大と捉えている。電車に対しても鹿に関しても”win-win”の構築が出来たかなと考えているそうです。
- 画像①は、電車の手前右にユーソニックが写っています。
- 画像②は、今回の場所_津市と奈良宇陀(榛原~室生口大野間)
- 画像③は、「効果は絶大」・・嬉しいですね。
画像はNHK奈良放送局で放映されたものを静止画に加工しました。
北海道新聞にユーソニックの記事
北海道新聞朝刊(2018年1月23日)に、弊社製品ユーソニックを使用した記事が紹介されました。
シカ(ニホンジカ)が列車にはねられる事故を防ごうと、さまざまな試みが全国で繰り広げられる中、近畿日本鉄道(大阪市)は、・・鹿を排除するのではなく共存を目指す。(編集委員 橘井潤)
シカ踏切を示す近鉄の匹田雄史さん。
完全にシャットアウトするとシカは他に道を探す。その結果被害が広がってしまう。これはベストと言えません。㈱モハラテクニカ 根岸
柳川久・帯広畜産大学教授は、動物の移動は水の流れと同じで、遮断してもどこかであふれてしまうので「シカ踏切」のように事故のリスクの少ない時間帯に通すのは効果的です。超音波に慣れず、危険の少ない時間帯を学習してくれるといいですね」と評価している。
読売テレビ 【かんさい情報ネットten!】
読売テレビ 【かんさい情報ネットten!】でシカ踏切の報道がありました。
放映日時 2017/12/01 17:17~
踏切が開くまでシカがお行儀良く待つ事でしょうか?・・
遮断器が弊社製品ユーソニックです。以降 シカ踏切の説明(略)
その効果は?
シカ踏切を設置した去年の5月から起きた事故はたったの1件! 事故が激減したのです。
以上、放送の中より抜粋
——————————————————————————————————————-
補足:対策前の事故は青色表記、赤印が対策後の事故の1件です。2015年12月から小規模評価(※1)からスタートしました。そして半年後の2016年5月から区間全域に拡大しました。2016年の接触事故2件は、シカ踏切未設置領域で発生したため青色の表現になっています。
※1鹿に優しい鉄道事故対策の第1ステップ:小規模評価を参照してください。
青で示す事故件数推移は2015年まで毎年増加していました。これはシカの生息数の増加と思われます。ニホンジカは毎年18%の増加します(※1)。他の鉄道事業者の事故件数推移をみても、ニホンジカの増加率に近い上昇になっています。
※1環境省自然環境局が平成27年4月に発表した資料2012年中央値
「音による獣害対策は効果が無い」「音による獣害対策は慣れが発生する」という論文や講演があります。上図で示された事故推移グラフからは、「音による対策効果は有り、慣れの発生は無し」と判断できます。
画像は読売テレビ 【かんさい情報ネットten!】で放映されたものを静止画に加工しました。