イノブタ大繁殖

<福島でイノブタが大繁殖>

原発の影響で福島の避難区域に人が居なくなり、イノブタが家や畑を荒らす被害が拡大しています。

イイノブタは、ノシシと豚の交配で生まれ、旺盛な食欲と繁殖力、そして人を怖れない豚の特性を持っています。

イノシシは人間に対しては警戒心が強く人を避けて行動しますが、イノブタは、豚の性格に近く人間が近くにいても逃げません。

そのため、イノシシは、人家に入ることはないそうですが、イノブタは、留守宅の戸や窓などを破壊して侵入し、食糧をあさり家は悲惨な状態になっていました。(NHK放送番組より)

イノブタは、イノシシの5倍の繁殖力があり、年間20頭ほどを出産するため、このまま、放置できないレベルになっていようです。

以下、読売オンラインから

環境省は、東京電力福島第一原発周辺の警戒区域内でイノシシを捕獲して殺処分する方針を固めました。

警戒区域内は放射線量が高く防護服が必要なため、捕獲は猟銃ではなく箱わなを仕掛けて実施。

13年度は約100頭の捕獲を予定している。

同区域内のイノシシは放射性物質の濃度が高く食用にできないため、全て埋却するという。