ユーソニックと電磁波

ユーソニックは、動物を撃退する目的に電磁波(以下、電波)を使用していません。

人体の安全や他の機器等に悪影響を及ぼさない設計をしています。製品の規制として電気用品安全法があります。

 次の写真は、電気用品安全法(PSE)の中の電波に関して適合しているか測定しているものです。測定は電波暗室に装置を搬入して装置から発する電波を測定します。写真の奥の壁面付近にはアンテナが設置されていて、手前のユーソニックから漏れる微弱電波を受信、隣の部屋の計測器で電波強度を測定します。左の写真は、ユーソニック・ミニの測定画像です。床にはタンテーブルが設置されて全方向の漏れ電波を自動計測します。

IMG_3797電波暗室

外部からの電波の影響を受けないはずの電波暗室で実験していると、携帯電話の周波数帯で数値が高くなることがあります。実験室近くを歩く人の携帯電話からの影響と思われます。私たちの測定者の携帯電話は、電源OFFです。このような試験を行い電波の漏れが基準を満しているか評価します。

携帯電話の使用帯域800MHzにおいて、ユーソニックから放射される伝導性妨害強度は、ユーソニック3機種で差がありますが規制値の1/200(-23dB)~1/300(-25dB)で余裕をもってクリアしています。このことから携帯電話に影響が出ないことも解ります。また、ユーソニックから発する電波は微弱のためペースメーカに影響を与えることはありません。