コラム

COLUMN
鳥獣被害対策奮闘記
2024.07.17

日照時間不足

気象庁は8月末に、東北から関東甲信地方にかけての日照不足に関する情報を発表した。日照不足に加え低温傾向も続いているとして、きょう「北・東・西日本の長期間の低温と日照不足に関する全般気象情報」を発表した。

8月12日頃から前線や湿った気流の影響で、沖縄を除いて全国的に曇りや雨の日が多くなっている。そのため気温が低く、日照時間の少ない状態が続いていて、この状態は今後10日間程度は続く見込みとなっている。(YAHOO!ニュースより抜粋)

気象庁のホームページから、日照時間を調べてみました

9月2日(水)客先訪問した水戸では、5日間で2.8時間 10日間で3.9時間になっています。客先訪問時に、貴重な日差しが出ていました。

ソーラ電池の獣害対策装置は大丈夫?

ソーラー電池式の害獣対策装置を使用している場合は、充電不足になり装置が停止状態になる可能性が高くなります。当社の一般的な装置は、商用電源を使用しているので問題ありません。ただし、直流タイプの鳥獣撃退装置を使用して、お客様でソーラパネルを設置している場合は、注意が必要になります。

特注品の中にソーラを使用しているものがあります。満充電から5日間日照なしで容量50%まで低下する設計です。水戸市の例のように10日間で3.9時間のような日照不足では、残量ゼロと思われます。日差しが少ない日が続いた場合には、装置内部の電池残量表示を確認して、50%以下であれば補助充電をお勧めします。容量ゼロ付近での使用は、電池の寿命が短くなります。バッテリーの端子電圧でも確認できます。

鉛電池の端子電圧と推定容量

端子開路電圧(V) 推定残容量(%)
12.7 以上     100
12.46        80
12.10        50
11.86         30
11.62         10
11.50        ≒0

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