タイトル:【関西の議論】 「シカ踏切」絶大な効果、逆転の発想が生んだ近鉄の接触事故対策
産経WEST報道_2018.5.28は次のURLよりをクリックすることで見られます。
東青山駅周辺で小規模評価から2.5年、最初のシカ踏切最終系の運用から2年経過しました。小規模評価で監視カメラによるシカの行動画像から鹿を抽出する根気強さ、その後の鹿カルテ作成の熱意に刺激を受けたことを思い出します。
報道にあるように近鉄様では設置範囲を広げる計画があり、別の鉄道会社では試験導入が始まっています。先日、伊豆急行様の安全報告書(2017年)p19にユーソニック用いた鹿と猪対策の実証実験の写真が公開されていました。
弊社の問合せに「ユーソニックは動物が慣れませんか?」という質問が良くあります。今回の報道は2年経過時点で「効果あり」です。「シカ踏切は慣れ無し」と言えると思います。この結果報道に、驚く研究者も多いかと思います。シカ踏切は、鹿カルテに始まり事故発生推移も全て数値化と分析して行動しているので良い結果となったと思います。